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夏バテ防止対策

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毎年暑さを増す日本の夏。冷房を使って温度調整をしたり、​日中は外に出ないなど、

環境を調整することも大事ですが、体の中から対策をする事も同じだけ大事です。

生姜には夏バテを予防する二つの効果があるので簡単に紹介します。

 

  • 酸化ストレスを緩和して体の機能低下を防ぐ(ショウガオールの働き)

  • 発汗作用を促し体温調整する(ジンゲロールの働き)

 

主な夏バテの症状としては

 

・疲労感

・倦怠感

・胃腸機能の低下

・食欲不振

・エネルギーや栄養不足

・熱中症

 

がありますが、これらの予防改善に生姜の主成分であるショウガオールとジンゲロールがとても有効です。

 

紫外線を多く受けると、血液中に活性酸素が増えて細胞が酸化し機能低下を引き起こします。このため、疲れが溜まりやすくなったり、食欲が低下したりします。同時に高温多湿によって体温調整を上手く行えないと熱中症に陥ります。

 

生姜に含まれるショウガオールは、肝臓で抗酸化酵素の産生を活発にする働きがあるので、活性酸素による酸化ストレスを緩和します。更に、生姜に含まれるジンゲロールは、血流を良くして発汗を促す作用があるので、体にこもっている熱を外に出すのにとても有効です。これらの生姜の成分は、もともと身体に備わっているバランス機能をサポートすることから、機能性食品として近年益々注目されています。

 

生姜は一般家庭でも頻繁に使われ、誰もが簡単に手にすることが出来る食材ですので、日頃から積極的に摂ることをお勧めします。また、生姜は、生姜焼きを始め、炒め物、煮物、焼き物、タレ、ドレッシング、薬味など、あらゆる料理の名脇役でもあります。加えて、シャンディガフやジンジャーエール、ジンジャークッキーなど、嗜好品としても広く知られていて一年中食べることが出来るので、皆さんも身近にある生姜を活用してアクティブな夏を過ごして下さいね。

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