about us
2011年3月 東京から高知県中土佐町に移住
2012年2月 生姜の自然栽培で就農「空の下」開業
2021年3月 空の下合同会社設立
2023年7月 黒潮町に清涼飲料水製造場取得
2024年2月 潮と空農園と 空の下合同会社が合流。「i合同会社」に社名変更して再スタート。
2024年12月 酒販免許取得
2025年4月 生姜栽培面積5反
私たちは、2012年から人口わずか6000人にも満たない高知県中土佐町の小さな集落で、生姜を通じて、耕作放棄された田畑を再生し、食の価値を見つめ直しながら、農業を軸に人が交わり、仕事が生まれ、土地の風景が次の世代へ受け継がれていく未来を育てています。
かつて、日本の高度経済成長を支えてきた労働者の多くは農村の次男坊以下でした。人類の定住が始まって以降、私たちの社会を支えてきた農村は、高度経済成長と共に衰退し、時間と共に消えゆく未来しか見えないような状況です。
一方で、休みも思うように取れず、毎日働いても一向にゆとりある暮らしを手にすることが出来ない多くの若者がいます。そんな若者達が農業をしてくれたらどんなにいいかと思いますが、今の農村には彼らを受け入れる受け皿がありません。旧来型の農業は、初期投資が多額な上に、取引価格が安定せず、生活をする上で多くの不安を抱えています。
私たちが目指すのは、自然と暮らしが調和した文化を担う農業です。
自然の仕組みを余すところなく循環させ、地域に新たな産業と雇用を生み出す取り組みです。私たちは、誰もが農業を仕事に選び、自然と調和した豊かな暮らしができる社会にこの国がなることを願っています。
生姜は古くから生薬として世界中で重宝されてきた植物です。その力にフォーカスした商品を生み出すことで、健康な暮らし、コミュニティーの再生に繋げたいと考えています。自然栽培が国内農業の一端を担う存在となれるよう、同時に、私たちの暮らしを取り巻く、数々の社会課題の解決の糸口になるよう、日々生姜づくりに向き合っています。
社名に込めた想い
「i(虚数)」は二乗するとマイナスになる数です。要するに、私たちには見えない存在なので、イマジナリーナンバーと言われています。想像することしかできない存在だけれども、それがあると認めることで、解決しなかった問題の答えを出せる数が「i(虚数)」です。飛行機や体重計など、私たちの暮らしになくてはならない物にも「i」が使われています。
私たちが実践している自然栽培のことを「宗教」と揶揄する人たちもいます。それは、当たらずとも遠からずで、森羅万象、すべての存在に神が宿っているという日本独自の世界観、つまりは、世界でも稀に見る微生物大国である日本の「名もなき9割の微生物」の整体系の総和で生まれる化学物質が要となる栽培方法が自然栽培だからです。私は、虚数という概念に自然栽培との親和性を感じて、これを社名にしました。
この地球は、いまだ解明されてい普遍的ロジックによって安定しています。私は、宗教と科学は兄弟のような物だと思っています。目に見えない存在にこそ、私たちの暮らしの安心を司っています。そして、それらは近い将来必ず、人の知性によって解明されていくと考えています。これは後付けですが、「i(あい)」が日本語の「愛」と同じ音であることも、私たちがこの仕事に向き合う思いと重なっていたことも嬉しい偶然でした。
私たちが叶えようとしている未来は、まだ先ですが、自然栽培が国内農業の一端を担うまでに成長し、数多くの社会問題が解決される一助となることを願っています。

