竹活用への取り組み

近年、農業資材による環境汚染は深刻な社会的問題となっています。例えば肥料による地下水・河川の富栄養化問題やプラスチック問題、また、農薬散布による大気汚染など、その改良と改善は必須の課題です。現状99.5%の農地で化学肥料および化学農薬が使われていて、残り0.5%の有機圃場に至ってはポリエチレンフィルムや有機肥料が使われています。これらについて、自然浄化能力を超えた環境汚染とその歪みが時間と共に明らかになってきています。

 

一方で、ほとんど数値に上がってこない自然栽培による農作物の生産量については、国が定める「農業」を担う能力としては、あまりにほど遠く、自然浄化されて且つ「農業」を担うに値する生産量を獲得するための技術革新が急がれるところです。

 

 空の下では2021年、竹チップを自然栽培に取り入れる実証の第一歩をスタートしました。生姜のタネの植え付け直後から芽がでるまでの間の雑草抑制を目的と活用した黒マルチを、植え付け後2ヶ月で全て撤去しました。そして土入れ後の覆草として竹チップを施しました。目的としては、・適度の湿気を保たせること ・雑草抑制効果 この二点です。

 

竹チップの雑草抑制効果はすでに実証済みであり、また、多孔質で保湿性も高く、乳酸菌も多いことから、栽培後の土壌改良剤としての効果も期待できます。2021年は、全ての圃場に竹チップを使うだけの量を獲得する事ができなかったのですが、2022年の作付け時には、この課題を超えて、全ての圃場で活用することを視野に入れています。

 

 

竹の有効性について