Soranosita Ginger Laboについて


ごあいさつ

『空の下』は、2011年に東京から高知へ移住後、2013年から自然栽培の生姜で就農しました。
農家数の減少と国内受給率の低下、一極集中による暮らしの不具合を是正する為に、既存の枠からはみだした
魅力溢れる農業ビジネスの展開を試みています。先ずは心から美味しいと思える食材の生産を、
そして更なる美味しいを探求し続ける好奇心を大切に、日々農業に邁進しています。 私は農業従者の高齢化や、農村で耕作放棄地が増え続けている事を見過ごすことができず自ら農業を始めました。
なぜなら、農村は私の故郷のようなものだからです。農業の担い手の不足から生じている問題の解決を図る為に、
先ずは自らの手で鍬を握り、田畑を耕すしかないと考えて農業に従事することにしました。
農業は、私たちが生きる上で大変重要な仕事です。命の源である食料を作ることで、空気や水や暮らしの景観が保たれ、
結果的に調和のとれた暮らしを築くことができます。ところが現代は、大量生産大量消費によって、農業は暮らしから
引き離されつつあります。「農村再生!地方創生!」と声高らかにグループ活動をしたところで、
そこに住み鍬を握る手がなければ何も変わりません。

『空の下』では、自らの行いで大切な海を汚してはならないとの思いから自然栽培に取り組んでいます。
近年、肥料による河川や湖沼の富栄養化、また地下水の汚染問題は深刻社会問題です。
肥料の4割は土壌に吸収されることなく河川から海に流れます。
散布される農薬もまた、雨によって大地に戻り同じように循環します。
私たちの命の源である海の汚染が日々の暮らしから日常的に進行しているのです。
ここ高知県は、太平洋に広く門を開ける形で海と大変密接な環境にあります。
私自身も日常的に海からの豊かな恵みをいただいています。
海はすべての人達の命の源です。

一般栽培の生姜では年間30回の農薬散布が許されています。
生姜の栽培期間は4月から11月の7ヶ月間ですので、週に1回程度の農薬を散布していることになります。
減農薬栽培の場合は15回以下の散布ですので、2週間に1回程度の散布となります。
防護マスクを着用して散布される農薬は人体に安全なものではありません。
これを最低2週間に1回散布しているのですからビックリです。
因みに全国の生姜作付け面積は凡そ香川県と同じ面積です。
香川県全域に週に1回から2回程度の農薬が散布されていることになります。


この数字は生姜だけの数字です。他の農作物を合わせたらどれだけの農薬が日本国内で撒かれているのか、
想像しただけでも凄い量であることが分かると思います。
好む好まざるに関わらず、私達の食卓は農薬や化学肥料によって
その豊かさが担保されている事を知る必要があると思います。


私は農薬悪を伝えたいのではなく、農薬に依存していることを知る事から未来を考える必要があることを伝えたいのです。
化学肥料に関しても窒素肥料以外は100パーセント輸入に頼っています。
全国生産量の99.5パーセントが化学肥料栽培でその肥料は100パーセント輸入と言うことですから、
ここから考えますと日本国内の自給率は0パーセントとの見方もあると考えています。


河川や湖沼の富栄養化から水が汚染され、彩豊かな食卓を担っている化学肥料がほぼ輸入である現状、
更にはこれらの化学肥料は確実に枯渇していることを考えると、
今私達が未来のために何にチャレンジすべきかが見えて来ると思うのです。


私は一生産者として、また一消費者として、自分が住む地球を汚さない生産及び消費行動を慎んで行いたいと思っています。そして、願わくば、多くの皆さんにもエシカルな消費行動を行なってもらいたいと願っています。
『空の下』が目指す農業は、暮らしの再構築のための農業です。 それを実現すべく、生産と販売に飽くなきチェレンジを繰り返し繰り返し行なっています。
それは、毎年の作付けであり、収穫であり、反省であり、課題発起であり、日々田畑で汗水流す労働です。
同時に、手塩にかけて育てた農作物をいかに皆さんの暮らしに活用してもらえるかを考え、
売り方や商品開発に取り組んでいます。
現代は大変複雑な課題の坩堝のような時代ですが、その複雑に絡んだ糸をほぐすことが出来るのは『食』です。
病気になったり、心が塞ぎ込んでしまったり、友達や家族で喧嘩をしてしまったり、どうにもならない悩みに
疲れ果てた時でも、目の前に輝くような食べものがあって、それを食べたら元気になれると思うのです。
そんな力のある食べ物を作ることが農業には出来るのですから、この素晴らしい仕事をキラキラと輝く姿で後世に
引き継ぐ事は、とても価値あるミッションだと思っています。

中でも生姜は私たちの健康に大変役立つ農作物で、その歴史は古代まで遡ります。生姜の起源については、
ハッキリと分かっていませんが、インドが始まりなのではないかと言われています。
日本への伝来はかなり古く、奈良時代にはすでに栽培されていたようです。
生姜の効能については、世界的に大変魅力的な食品研究対象となっています。その理由は、私達の機能を高める
優れた要素があるからです。薬では治せない病気を直す可能性が生姜にはあるのです。

高知県は日本国内で一番の生姜栽培県で4割強の全国シェアを誇ります。
『Soranosita Ginger Labo』では、既に研究で末明らかになっている効能について皆さんに分かりやすくお伝えする
ことに努めています。また、未だ未解明の生姜の可能性についても積極的に取り組んで行きたいと考えています。
同時に、持続可能な生姜の栽培についても探求し続けたいと考えています。

生姜は素晴らしい暮らしのパートナーです。自然栽培をはじめとした生姜栽培にはまだまだ多くの課題がありますが、
真に美しく持続可能な農業を目指して、皆さんの笑顔あふれる暮らしに貢献できる未来を創って行きたいと思います。
未来永久に私達の食生活が地球の恵みで満たされる事を願って・・・1000年先の未来へ

『空の下』代表 榊原留美子

『空の下』では下記のサイトで商品を販売しています。

BASEサイトショップ
https://soranosita.base.shop/

食べチョク
https://www.tabechoku.com/products/40367?preview=e7f0728944a8f0273b53b4e7d32c9da3