生分解性資材の活用への取り組み

SORANOSITAでは初期雑草抑制を目的とした生分解性黒マルチの活用を検討しています。

 

有機栽培及び自然栽培では、雑草抑制目的でポリエチレンフィルム黒マルチ(以下黒マルチ)は活用されています。黒マルチは構成成分が石油由来であることから、有機JAS法では使用後全てを回収する前提でその使用が許可されています。回収後は、産業廃棄物として高温焼却されます。高温焼却された後は、水と二酸化炭素に分解されると謳われていますが、微量成分については明らかになっていません。また、高温焼却後の冷却段階でダイオキシンが発生することが分かっています。これでは有機 JAS法の本来の目的には叶っておらず、科学的改善が急がれる農業資材であると私たちは考えています。

 

一方で、問題課題点を解決する資材として生分解性黒マルチの開発が進んでいます。日本バイオプラスチック協会では、生分解性黒マルチの原材料について、ポジティブリストをクリアーしたものに限られており100パーセント水と二酸化炭素に分解される事を断言しています。また分解する微生物も特定され、その後の動向も検証されています。しかし、現状、100パーセント植物由来のものは存在せず石油由来となっている為、有機JAS法ではこの使用が認められていません。

 

SORANOSITAでは、2022年以降の取り組みとして、これを使う事を検討しています。生分解性プラスチックの活用については、海洋プラスチック問題の課題解決としても期待を抱くところでもありますが、単価が高いことや(ポリエチレンフィルム黒マルチの4倍程度)無知識から疑問に思う事もまだまだありますので、引き続き学びを深めてまいります。

 

↓バイオプラスチック協会HP

http://www.jbpaweb.net/

雑草抑制のマルチ資材として竹活用への取り組みも行なっています。