栽培作物 

 

・生姜    

・柚子 

・レモン  

・ポンカン 

農業への取り組み

 

空の下合同会社は、2011年3月11日の東日本大震災の直後に、榊原留美子が東京から高知に移住後、2013年に生姜で就農し、2021年3月11日に農業法人「空の下合同会社」を設立しました。

 

近年、国内の農業は衰退の一途を辿っています。農林水産省は大規模スマート農業を推進していますが、それに叶う農地は国内農地全体のごく僅かです。大半の農地は中山間地にあり、国内農業の発展維持を考えるとき、中山間地の農地を如何に活用するかが最大の課題となっています。同時に、大規模栽培主流の農業設計では、国内の耕作放棄地への課題を解決することは出来ません。弊社では、これを解決するためには、中小規模の適地適作による自然栽培(有機栽培)への取り組みが、課題解決につながる最も有効な方法であると考えています。

 

 

環境への取り組み

 

現在、国内で使われている農業資材による大気・水質汚染への取り組みは、未だ完全なものではありません。農薬や化学肥料などの環境への汚染については、その追跡が困難であることや、利便性が優先さえている現状があり、課題解決がなかなか進まない現状があります。

 

農薬については、「農薬取締法」で制定されている50項目をクリアーした農薬だけが実用を許されていて、これをして安全とされていますが、分解が遅いものは大気と地上の間を何度も行き来して、極域まで長距離を移動するといわれており、長期的な環境汚染が危惧されるところです。また、ベーパードリフト(大気中の移動や拡散)による、農業従事者や周辺環境への長期暴露や、化学物質過敏症の原因物質としても農薬が話題に上げられています。このように大気中の農薬の挙動に関する研究は、重要性が高いとされていますが、現時点での取り組みは決して十分ではなく、課題は山積されています。

 

このように多くの問題課題がある農薬ですは、現在、国内生産物の99.5%が農薬や化学肥料を用いて栽培されています。弊社の主力農作物である生姜については、年間農薬使用上限30回が許可されています。生姜の全国作付け面積は約1800ha(大阪府に相当する面積)ですので、大阪府全域に4月から11月までの間に30回の農薬が散布されることになるわけです。加えて、その他の農作物についても各作物ごとに農薬使用回数の上限が定められていますので、これらトータルで考えると、大変な量の農薬が普通に散布されていることになりますが、皆さんはこのような情景を想像された事がお有りでしょうか。過剰と言わざるを得ない農薬は大気を汚染し、また、過剰な化学肥料は地下水を汚染し続けています。

 

弊社では、自らの行いで環境を汚染する事がないよう、自然栽培での農業に取り組んでいます。

 

 

持続可能な農業について

 

 

弊社は、持続可能な農業の最適解を追い続けています。戦中戦後の食糧難の課題解決に貢献していきた化学肥料ですが、現在、窒素肥料以外は100パーセント輸入に頼っています。また、石炭窒素肥料を1トン製造するには1.1トンもの重油と110kW/hもの電力を消費します。重油が100%輸入であることを考えれば、国内自給率は限りなくゼロに近いといわざるを得ません。国内食料自給率が50パーセントを割っている事を懸念されていますが、その始まりまで見れば、50パーセントどころの騒ぎではない事は明らかです。

 

有機肥料についても、油粕や植物肥料の多くを輸入に頼っています。また動物性肥料(牛・豚・鶏)についてもそれらを育てる飼料にはホストハーベストや遺伝子組み換えの輸入飼料が使われているケースが多く、現状有機JA法ではこれを黙認しています。有機栽培であることの価値については、その価値を見出すには多くの矛盾があり、一見して先進的だと思われがちな有機農法も、化学薬品や輸入資材の恩恵の上に成り立っています。

 

科学による文明の発展は素晴らしく、この先、科学技術無くして国内農業の課題を解決することはできません。しかし、真に期待すべき科学技術とは、自然と共存し得てなお、人の文化的暮らしに貢献する技術だと思います。この点においては、どの農法も未だ完成されたものではありませんが、どこまでも人の健康と安全に寄与しようとする志をもって、疑いと確信を繰り返しながら、持続可能な農業に辿り着く事を目的として、農業に取り組むことで、必ず次世代に続く農業の確立に寄与したいと考えています。

 

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[加工食品]化学調味料・保存料・着色料など不使用です。

 

加工品製造への取り組み

 

自社農園で栽培した農作物で美味しい加工品を創っています。化学調味料・保存料を不使用。可能な限りオーガニックの原料を使うように努めています。なぜなら、化学肥料や農薬等々を自社農作物生産で使わないポリシーを掲げているのに、加工品では率先してそれらを使ってしまえば、自らの行いで環境することになるからです。

 

 

 

現状、有機原材料は高価ですので、当然販売価格も一般の平均よりは高くなります。また、中にはどうしても有機の原材料を調達できないこともあります。これらすべてが弊社の食品製造に向けた課題であり、これらの課題を受け入れながら、より良い食品作りに取り組むとともに、多くの皆様と課題共有することから、その解決に向き合いたいと思っています。